「もにす認定」を取得しました
中央工機株式会社は、2026年1月29日、厚生労働省より「もにす認定」を受けました。
もにす認定とは、障がいのある人が安心して、長く働ける職場づくりをしている会社を、厚生労働省が「良い取り組みをしている」と認める 制度です。

「もにす」には、ポジティブな意味が込められています。
「ともにすすむ(=共に成長する)」という考え方から名づけられました。
障がいのある人だけが頑張るのではなく、会社も、共に働く仲間も、みんなで工夫しながら、一緒に働き続けていくそんな姿勢を大切にする制度です。
以下の取り組みをしている中小企業が対象となります。
定着のための工夫: 採用して終わりではなく、長く働けるように相談体制を整えている
キャリアアップ: 障がいがある人も、能力を発揮してステップアップできる仕組みがある
情報発信: 自社の取り組みを公開して、社会全体に広めようとしている
取得にあたっての評価ポイント
当社の以下の取り組みが評価されました。
体制づくり
組織面:全社員に障がい者を受け入れる意識や協働意識の醸成を図っている。
仕事づくり
職務選定・創出:一般高校のインターンシップに活用しているものを企業自身が、特別支援学校用にアレンジしてオリジナルインターシッププログラムを策定し、職場実習を実施している。
環境づくり
職務環境:就業規則において、皆勤賞、精勤賞を定め、表彰、奨励金授与を実施することで、全従業員の働く意欲の充実や健康管理、福利厚生の向上を図っている。

受賞メッセージ
当社の障がい者雇用の歴史は古く、40年ほど前に近所の耳の不自由な方を採用したことから始まりました。当時は「支援」という構えた意識はなく、ごく自然に一緒に仕事を始めたのを覚えています。その社員は定年後も延長雇用で今なお現役で活躍しています。
大きな転機は2019年、中濃特別支援学校様からの職場実習でした。
実習に来た生徒さんの、驚くほど元気でひたむきな仕事ぶりに、私たちが圧倒されたのです。
「ここで働きたい」という強い意志と、現場の信頼関係が実を結び、2021年に新卒採用として迎え入れました。これを機に、現在は4名の特別支援学校の卒業生が共に働いており、この4月には新たに1名の仲間が加わります。
当社には「障がい者雇用」という特別な枠はありません。一般採用と同じ基準で選考し、同じ仕事を担い、そして「同一労働同一賃金」の原則のもと、全く同じ待遇で雇用しています。障がいの有無にかかわらず、一人の「プロフェッショナル」として向き合うことが、私たちの誇りです。
社員たちも、彼らを特別な存在としてではなく、大切な「仲間」として受け入れています。障がいのある方が働きやすい環境は、高齢者や女性、外国籍の社員にとっても、等しく働きやすい環境です。この「優しさの連鎖」が定着率の高さにも繋がっています。
今回の認定にあたり、ハローワーク関の皆様からは「今のままで(もにす認定の)基準を十分に満たしている」と背中を押していただきました。とは言え、改めてこれまでの歩みを明文化し、手順を整備できたことは、会社にとっても大きな財産となりました。
今後は「もにす認定」の柱である「情報発信」にも力を注ぎます。
昨年は当社で支援学校からの「職場実習」の様子、障がい者の仕事の様子を現場でご見学いただきながらの勉強会を2回開催し8社のご参加をいただきました。それをきっかけに、地元の企業様が新たに雇用へ踏み出したとお聞きし、これほど嬉しいことはありません。
「障がい」とは壁ではなく、その人が持つ大切な「個性」の一つです。 私たちは、仲間と共に挑戦し、共に笑い、共に成長するプロセスを何よりも大切にしていきます。
私たちの経験を広く発信することで、地域の皆様と共に、誰もが当たり前に輝ける社会を創っていきたい。この関の地から、多様な個性が活躍できる未来を目指して、一歩ずつ歩みを進めていきます。

